丁寧に稲刈りして笑顔 名寄西小3年生、瑞穂・宗万さんの圃場で

【名寄】

稲刈りを体験した児童

名寄西小学校(輕部恭子校長)の3年生は、9月30日午前9時半から、瑞穂の宗万広美さんの圃場で稲刈りを体験した。
同校では、総合的な学習の授業の一環として、3年生は以前から田植えや稲刈りなどの体験授業を実施している。
当初、稲刈りを予定していた日は雨で順延となったが、この日は天候にも恵まれ3年生36人が稲刈りを体験。
宗万さんは、もち米のはくちょうもちを約21haで栽培。稲刈りは大方終了しているものの、児童のために圃場の一部約100平方mを囲い残していた。
児童たちは宗万さんの指導を受けながら、学校から持参した鎌を手に、一人ずつ丁寧に稲を刈り、刈り取り後は、宗万さんに手渡して笑顔を見せていた。
3年生担任の石ヶ森柊人教諭は「稲刈りなどを通して、地域とつながりができる。子どもたちも喜んでおり、貴重な学習体験ができました」と感想を述べていた。
刈り取った稲は、宗万さんが精米した後、小学校に届け、もちつき大会などで利用する予定でいる。
宗万さんは「地域と学校がつながるよう、田植えや稲刈りの圃場を提供しています。子どもたちの喜ぶ姿が見られ、元気が出ます。これからも、要請があれば続けたいです」と笑顔で語った。
また、宗万さんの圃場では、翌日の10月1日にも、どろんこハウス(上西靖子代表)に通う児童約40人が訪れ稲刈りを体験した。

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