下川 地域住民でにぎわう 年内最後のちいきしょっぷ 来年は4月以降に開店

【下川】

 年内最後となる「ちいきしょっぷ」が、4日午前11時から町役場1階フリースペースで開かれ、多くの住民などでにぎわった。
 ちいきしょっぷは、今年6月に一の橋の旧「駅カフェイチノハシ」跡地に開店。原則、毎週木曜日に営業している。
 NPO法人代表の武田大(だい)さんを中心に、山びこ学園、戸田建設一の橋農場などが協力してショップを運営している。
 この日は、11時の開店前から多くの買い物客が列を作り、にぎわった。
 人気商品は、戸田建設一の橋農場のイチゴで、1パック500円(1人2個まで)で詰め放題のイチゴを、パックいっぱいに詰め込んでいた。用意した14箱と追加の2箱、合計16箱を全て売り切った。
 他に、山びこ学園から、シイタケ、木工品、手芸品など。下川事業組合から、トマトジュース、しもりんグッズなど。ソーリー工房から、手作り石けん、ハトムギ茶など。下川特用林産物栽培研究所から、シイタケ。Kirameku watashiからアロマオイルなどが販売された。
 山びこ学園の佐藤杏太郎(きょうたろう)さんは、「年内最後の“ちいきしょっぷ”になりました。これまで多くの人に利用してもらって、感謝しています。来年も4月以降に再開することになっています」と述べた。
 イチゴのパックを買った町内の山口弘子さんは、「一の橋の“ちいきしょっぷ”も利用しています。役場での開催を楽しみにしていました。今日はイチゴを買えたのでうれしいです」などと笑顔で語った。