下川小・中学校 合同で清掃ボランティア ごみ拾い通して相互交流図る

【下川】

 下川中学校(越湖憲治校長、生徒55人)と下川小学校(高舘正司校長、児童113人)の合同ボランティア清掃が、4月30日午後1時25分から「にぎわいの広場」を中心に、町内中心部全域で行われた。
 両校では、地域貢献の一環と、相互交流を図ることなどを目的に、毎年1回清掃ボランティアを実施している。
 この日は、中学校は全校生徒が、小学校は4年生以上の児童52人が、にぎわいの広場に集合。
 下川中3年の小澤虹翔(ななと)書記長が「今日は数少ない小中学校合同の活動です。たくさんごみを拾ってください」と生徒会を代表して挨拶。
 越湖中学校長は「天候を心配しましたが、程よい天気となりました。今日の目的は大きく二つ。一つ目は、地域の皆さんのためのごみ拾い。地域貢献です。二つ目は、小中学校一緒にやる活動。意識して取り組み、話し合いながら、楽しんで活動してください」と挨拶した。
 その後、中学3年生がリーダーとなってグループ分けを行い、18班に分かれて、市街地のごみ拾いを、およそ1時間実施した。
 下川中2年の池田愛希(まき)さんは、「人見知りなので、話す機会は少なかったですが、小学生とごみ拾いをして楽しかった」。下川小6年の更谷和花(わか)さんは「ごみをたくさん拾えた。中学生と話し合いながらできたので楽しかった」と、それぞれ笑顔で話していた。
 ごみ拾いをしている小中学生に話しかける住民の姿も見られ、参加した児童生徒は有意義な時間としていた。

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