伝統の太鼓演奏を伝授 中名寄小・南小5年生が交流

【名寄】

 中名寄小学校(稲本雄一校長)の全校児童13人は、8日午前に名寄南小学校(井上隆一校長)を訪れ、太鼓を伝授する交流授業を行った。
 両校では、交流授業などを通して相互交流を図っている。本年度は5回を予定しており、今回が3回目。
 中名寄小では、伝統である和太鼓に全校児童で取り組んでいる。この日は、南小の5年生66人と、クラスごと2回に分けて授業を行い、中名寄太鼓を伝授した。
 「よろしくお願いします」と挨拶した後、中名寄小の全児童が中名寄少年太鼓を力強く披露。
 中名寄小児童2、3人と南小児童5、6人でグループをつくり、中名寄小の児童が「ソーレ」のかけ声で、バチを左右に「ドン、ドン、ドン」と、たたき方を教えた。南小の児童たちも、元気いっぱいに太鼓をたたいた。パソコンの画面を見せ、教えている姿もあった。
 低学年の児童が教える姿も見られ、交流授業にふさわしい内容となった。
 その後、グループごとに両校の児童が中名寄少年太鼓を発表。
 南小の児童からは「太鼓は楽しく、中名寄小の子が楽しく教えてくれました。またやりたいです」などの感想が出され、中名寄小伝統の太鼓が、南小の児童たちに上手に伝わっていた。
 また、授業終了後には、学年ごとに一緒に給食を食べるなどし、さらなる交流を深めていた。

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