【名寄】
任期満了に伴う名寄市長選挙が12日に告示。当初から予想されていた通り、立候補したのは現職の加藤剛士氏(55)のみとなり、19日の投開票を待たずに、4期連続の無競争で5期目の当選を果たした。
加藤氏は、市内の若手有志らの支持を受け、2010年4月の市長選挙に出馬し、新人同士の一騎打ちを制して初当選。続く14年、18年、22年の選挙は3期連続の無競争で4期連続の当選となり、名寄市のかじ取り役を担ってきた。
5期目に向けては昨年12月に出馬を表明。3月に入って後援会の事務所開きを行い、相手が見えない中だったが、戦いに備えて準備を進めてきた。
加藤氏陣営は、告示された12日午前8時に立候補届け出を終え、事務所で出陣式を行った。出馬表明以降、他に候補擁立に向けた動きはほぼなかったため、無競争による勝利ムードが漂う中、加藤氏はだるまに目入れを行い、集まった多くの支持者と必勝を祈願した。
出陣式を終えた加藤氏は、事務所前に集まった支持者200人(主催者発表)の前で、「これまで4期16年間支え、育てていただいた関係者、市民の皆さんに感謝している。『加藤でよかった』と思える市政を推進していくため、今一度皆さんの力を与えてください。一緒に名寄のこれからのまちづくり進め、明るく元気な名寄市、道北の推進にしっかりと汗をかいていくことを誓う」などと当選に向けて力強く第一声を上げた。
加藤たけしと耀く名寄をつくる会の会長を務める西川准司選対本部長が「今回も相手が見えない中でのスタートとなったが、最後の最後まで多くの市民に声を届けたい。温かい声援と支援をお願いしたい」と訴え、応援に駆けつけた東国幹衆議院議員、中野秀敏道議会議員が激励した。
第一声後に選挙カーに乗った加藤氏は、名寄、風連、智恵文の市内全域を回った。
同5時半からは事務所で当選セレモニーが行われ、5期目の当選を果たした加藤氏は「これまでの任期で最も厳しい市政運営になると覚悟している。人口減少と相まって行財政も非常に厳しいため、切り込む部分にはしっかりとメスを入れるとともに、時には厳しい選択もしていなければならない。一方で、削るだけではなく、ピンポイントの投資もする。人への投資、一次産業の付加価値を高め、育成するための投資をしていく。財政運営は厳しいが、近隣市町村とも連携しながら課題に取り組みたい」。
また、「課題は多いが、希望もある。課題から逃げず、しっかりと向き合い、初心を忘れることなく、『わくわく』しながら課題解決に取り組みたい。これからも市民の声を真摯に受け止めながら前に進みたい。皆さんと同じ方向を向いたまちづくりを進める足がかりをつくることを誓う」と力強く話した。
当選証書付与式は、20日午前11時から市役所名寄庁舎で行われる。
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