中村さん(豊栄)宅で田植え始まる もち米63haを作付け 仲間に感謝し、再生産可能な価格に期待

【名寄】

 市内豊栄の中村耕司さんのほ場では、15日から田植えが始まっている。
 中村さんは、妻・亜矢さん、長男・來希(らいき)さん、次男、両親の6人家族。次男を除く5人が農業に従事し、家族で(株)アーストを経営している。
 耕作面積は、水稲63ヘクタール(はくちょうもち)、小麦1ヘクタール、スイートコーン1ヘクタールの合計65ヘクタール。市内有数の大規模農家だ。
 農業機械は、田植え機3台、トラクター7台、コンバイン2台を所有する。
 中村さんによると、自身が就農した当初は水稲作付面積が15ヘクタール程度だったが、離農者の農地を購入して年々増え、昨年は60ヘクタール、今年は63ヘクタールで水稲を作付けしている。
 水田は豊栄、共和、緑丘の3カ所に分散。田植えは、自宅に近い豊栄の水田から始め、15日から8日間を予定。
 通常の農作業は家族で行っているが、播種(はしゅ)期は約15人、代かきから田植期は約20人の手助けを受けている。
 今年の播種は4月18日から5日間、16棟のハウス内で約3万枚の育苗ポットで苗を育成し、代かきを終え、この日の田植えとなった。
 スマート農業を取り入れており、トラクターの自動操舵とドローンによる防除を数年前から実施。水田の水の管理などもスマホで行っている。
 昨年から、衛星画像とAI分析を組み合わせた栽培管理支援システム「ザルビオ」を導入している。
 中村さんは「播種から田植えまで、いろいろな仲間に助けられ感謝している。みんなの思いを大切にしながら、実りの秋を迎えたい。もち生産組合などから技術支援を受け、自信を持って育てていきたい」と意欲を見せる。
 また、もち米の単価が昨年上昇したことについては「去年は、単価が少し上がり過ぎた。多少下がっても、再生産が可能な価格を維持してほしい」と期待を込めている。

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