テニス・吹奏楽部の地域展開目指す 下川町「地域クラブ」が発足 指導者確保や「ゆるスポ」展開も

【下川】

下川町スポーツ・文化地域クラブ」設立総会の様子

 中学校部活動の地域展開に向けた「下川町スポーツ・文化地域クラブ」の設立総会が、15日午後6時半から公民館で開かれた。規約案が承認され、指導人材(サポーター)の募集・登録などを行いながら、下川中ソフトテニス部、吹奏楽部を、2027年度を目標に地域展開を目指すこととした。
 部活動の地域展開は、急速な少子化が進む中で生徒が継続的にスポーツや文化芸術活動に親しむ機会を確保・充実させるための取り組み。
 国では2022年12月に学校部活動や新たな地域クラブ活動の在り方に関するガイドラインを策定し、23年度から25年度までの3年間を「改革推進期間」と位置付け。さらに26年度から6年間を「改革実行期間」として、休日・平日の部活動改革を推進している。
 このような状況を受け、下川町では23年度から部活動の地域展開を見据えた取り組みを推進。25年度には「下川町部活動地域展開推進計画」を策定し、スキー部(ジャンプ)と剣道部をクラブへ移行させている。
 設立総会には、学校、PTA役員、スポーツ・文化・青少年健全育成団体、運営主体となる教育委から約10人が出席。
 指導や見守りを行う「地域クラブサポーター」の募集・登録、企画運営や調整を担うコーディネーターの配置、活動時間を平日2時間以内、学校休業日3時間以内とすることなどを盛り込んだ規約案を承認。会長に古屋宏彦教育長を選出し、学校や保護者、スポーツ・文化・青少年健全育成団体、行政などで構成する運営委員会組織を確立した。
 町教委担当は「部活動が地域展開した場合、学校の教員がサポーターとしてクラブ登録することで、指導者や指導補助として関与できる。勤務時間の調整も可能になり、謝金も支払える。地域の方々と協力して進めるにはクラブという受け皿が必要」などと説明。
 今後は既存の部活動にない種目も扱う「ゆるスポ・文化クラブ」などを通じて生徒の自主性を尊重した活動も展開していく方針。6月中に保護者や生徒への説明会を開き、7月からの活動スタートを目指す計画。

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