【名寄】
名寄産業高校(八丁正樹校長)の生活文化科3年生は、26日午前11時に名寄市こども発達支援センター「こどもらんど」(紺野美奈子所長)を訪れ、生徒たちが制作した壁面構成を寄贈した。
「こどもらんど」を訪れたのは、同校生活文化科3年生で保育・福祉コースを専攻する7人。「こどもらんど」には、2011年度から春夏秋冬の年4回、学生が制作した壁面構成を寄贈。施設内に展示され、子どもたちや保護者に喜ばれている。
今回寄贈された壁面構成は、童話「おおきなかぶ」をモチーフに制作したもの。白い大きなカブを、おじいさん、おばあさんや動物たちが笑顔で引っ張っている姿や、小さなカブ、地中から顔をのぞかせるモグラなどを表現した。制作には3日ほどかかったとのこと。
生徒会長の今野陽南さんは「季節を問わず、いつでも掲示してもらえる題材を選びました。フェルトで作ったカブを紙に貼り付けたときに落ちないように、また、人や動物の配置を工夫し、紙で作ったカブは台紙に埋め込むなど立体感を持たせました」などと説明。
作品を受け取った紺野所長は「かわいらしい作品をありがとうございます。子どもたちが作品を見たり、触ったりしながら楽しんでくれると思います」と感謝した。
引き続き、生徒たちは職員の案内を受けながら「こどもらんど」内を見学した。