【名寄】
名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター(堀川真センター長)主催の「なよろ子ども支援プロジェクト」が、10日午前10時から市民文化センターで実施され、学習支援や軽食などの提供が行われた。
同センターは、2017年度から子ども支援プロジェクトを実施。子ども食堂や学習支援を行ってきたが、コロナ禍では子ども食堂は中止、学習支援を中心に実施してきた。今年は、学生の「子ども食堂サークル」と共催し、学生も積極的に関わり、各学科から学生19人が参加。同センターの堀川センター長以下6人の教員と一緒に、主体的に学習支援などに関わった。
当日は、小学生19人、中学生2人が参加し、大学生や教員などから、参加者個々に応じたアドバイスなどを受け、学びを深めた。
学習支援の後は、協力した主任児童委員3人の方と一緒にバルーン遊びなどを行い、相互交流を深めた。
また、軽食には、食育などを考慮して、パン、キウイ、ヤクルトが出され、子どもたちは大喜びだった。
堀川センター長は、「今年は、学生が主体となって実施できるよう、子どもたちへの接し方、食事面などを中心とする事前研修を行った」と話し、「今後も、子どもたちが『楽しかった』と思えるような場所をつくりたい。学生にとっても、このような機会が学びの場になってほしい」と笑顔で語った。
なお、今後の子ども支援プロジェクトは、10月26日、12月21日、25年2月8日の土曜日に3回、市民文化センターを会場に実施を予定している。