日ごろの成果を精いっぱい披露 美深「キッズ・オン・ステージ」、多くの来場者が惜しみない拍手送る

【美深】

第17回美深こども文化祭「KID’S ON STAGE(キッズ・オン・ステージ)」が、10日午後1時半から町文化会館COM100で開かれ、多くの地域住民が子どもたちのさまざまなステージを楽しんだ。
美深町文化協会(菅野勝義会長)の主催。子どもたちの日常の活動成果を発表する機会を提供し、健全育成を図ることを目的に、2007年から開催。10団体に所属する子どもたちが、日ごろの成果を披露した。
開会で菅野会長が「幼児から高校生までのステージ。子どもたちの文化の輪を広めてもらおうと始めた文化祭で、このホールで自らの演技を多くの人にみてもらうもの。文化祭に出演している子どもたちが、町を巣立って素晴らしい社会人となり、再び故郷に帰ってくることを願っている。子どもたちのステージに大きな拍手と声援をよろしくお願いします」と挨拶。
「キッズ呼布の会」によるファッションショーで開幕。子どもたちは、さまざまな色柄の布を再利用して製作した衣装や、着物をドレスのようにアレンジして着こなし、スポットライトを浴びながらポーズを決めた。
ちびっこ民謡~蓮 REN~では、三味線や太鼓の音色に乗って、「石狩川流れ節」「北海盆唄」など、自慢ののどを披露。
この他にも、日本現代舞踊すずらん会による演舞、美深高校軽音楽部「Lily」による歌や演奏、美深こども一輪車クラブによる演技、ピアノ・エレクトーン教室「STEP」、清水音楽教室、山下ピアノ教室、美深北太鼓芸能保存会による演奏、「ODS movers」によるダンスなど、子どもたちが見事なパフォーマンスを繰り広げて、観衆を魅了。演目ごとに惜しみない拍手が送られた。
最後に、サンタクロースに扮(ふん)した菅野会長から出演した子ども一人一人にクリスマスプレゼントが贈られ、喜ばれた。