【名寄】
名寄西小学校(輕部恭子校長)6年生(43人)の総合的な学習「マイドリームプラン」が、13、14の両日、同校で行われ、子どもたちがさまざまな職業へ関心を深めた。
身近な人たちから、働くことの大切さや、夢や希望を持って生活することの重要性などについて話を聞き、自らの将来を考えるキャリア教育の一環として実施しているもの。
13日は自衛隊、エンレイホール職員、14日は看護師、保育士、川原観光、名寄市役所から講師を招いて行われた。
14日午前10時25分から行われたキャリア教育では、名寄市立認定こども園「あいあい」から保育士2人、名寄市立総合病院から助産師1人が来校。
保育士による講話では、保育士のなり方や仕事内容、仕事のやりがいなどについて語った他、散歩や授乳など、「あいあい」での様子を映像で紹介。
保育士のやりがいについて、「大変なこともたくさんあるけれども、歩けない子が歩けるようになったり、おしゃべりができるようになったり、いろいろなことができるようになっていく姿を見ると、とてもうれしい。小学生になっても『先生』と声をかけてくれたり、スポーツや勉強を頑張っている姿を見て、『自分もまた仕事を頑張ろう』と思えるエネルギーになる」と語った。
助産師による講話では、助産師になったきっかけ、助産師になるための道のり、助産師の仕事の魅力などについて語った。
助産師の仕事について、「二つの命を預かる責任と緊張があり、自らの知識と技術をフルに使い、自分の手でお母さんと赤ちゃんの安全を守り切ること」とし、「助産師は、新しい命と家族を支えていく仕事。より一人一人を大切に、少子化だからこそ求められ、能力を発揮できる仕事。今後、活躍できる場は病院以外にも広がる」などと話した。
また、AI・ロボットが人間に代わってさまざまな仕事をしてくれる時代へと移り変わっているが、「医療には人の目、手、心が必要。将来の安全安心な医療の確保のために、看護・医療職に興味をもって選択してくれるとうれしい」と呼びかけた。
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