【名寄】
名寄高校(今中勇希校長)の探究活動の中間発表「探究之行Ⅰ・Ⅱ『地域ゼミ』」が、15日に同校体育館で開かれ、1年生133人と2年生127人がそれぞれのテーマを発表。「市民メンタリングの会」のメンバーなどからアドバイスを受けた。
同校では、総合的な探究の時間として、授業の中で、1年生は週に2時間、2年生は週に1時間、各グループが設定したテーマに基づき、探究活動に取り組んでいる。
午後1時20分から開かれた1年生の発表会は、「自分の姿」「空を飛びたいな」「最高の集中法」「色は脳力を変える」「学び方革命」「料理上手への道」「名寄独自のカフェを開発し地元を盛り上げる」など、24のグループに分かれて実施。前半と後半に2回行い、メンタリングの会のメンバーや今中校長ら教職員から、アドバイスを受けていた。
このうち、「名寄独自のカフェを開発し地元を盛り上げる」がテーマのグループは、「名寄に『スタバ』『コメダ』『ドトール』などの有名なチェーンに負けないカフェをつくりたい」と話し、昨年12月の名寄大学との連携事業で、「大学の先生から『ターゲットにする年齢層や、客単価を先に決めてはどうか』などの助言を受けた」と述べた。
発表を聞いた美深観光協会事務局長の小栗卓さんは、「どの年齢層を対象にするか。例えば、70代のおじいちゃん、おばあちゃんなどを対象にアンケートを取るなどして、高齢者を対象とした喫茶店を作ってはどうか。それには、どんなものがあったらいいか」などとアドバイスした。
生徒たちは、それぞれ真剣にメモを取りながら、質問や助言を受けていた。
午後2時20分からは、2年生が26のグループに分かれて発表した。
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