得意の民謡で、のど披露 孝蓮会・桂悠会が合同発表会

【名寄】

司会のスガノサチヨさんも歌を披露した

孝蓮会(伊藤まさ子代表)と桂悠会(佐藤孝行代表)の合同発表会が、3日午後1時から名寄市総合福祉センターで開かれ、子どもたちが得意の民謡を歌い、自慢ののどを披露した。
毎年恒例となっている合同発表会で、両会の子どもから大人まで18人が出演した。
開幕演奏で「ソーラン節」「石狩川流れ節」「鱈釣り節」を披露。その後、「十勝馬唄」「南茅部鱈釣り口説き」「蝦夷富士の唄」「北海タント節」などを歌った。
各種の全道、全国大会で入賞した子どもたちも多く、自慢ののどを響かせて得意の民謡を披露。観衆から盛大な拍手が送られた。
また、今回の発表会に合わせて、会を卒業する会員のお別れ会も兼ねて開かれ、孝蓮会の及川明衣さん(名寄西小4年)が「鱈釣り節」、椿凜々さん(下川商業高1年)が「石狩川流れ節」を精いっぱい歌うとともに、仲間たちから花束が贈られていた。
さらに、発表会の司会を務め、過去に民謡も習っていた名寄市内在住のスガノサチヨ(菅野幸世)さんが「河内おとこ節」「千本桜」を披露し、ムードを盛り上げた。
ラストは、椿さんがメインとなり「江差追分」を披露するとともに、子どもたち全員で合いの手を入れながら、ステージを締めくくっていた。