【名寄】
名寄高校(今中勇希校長)の実習棟の愛称がこのほど「キタミライ棟」に決定し、14日午後0時50分から落成記念のテープカットを行った。
同校の実習棟は、2023年8月に着工し、昨年10月に落成式を実施。鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積1790平方mで総工費は約9億8400万円。
愛称の募集は、昨年12月2日から20日まで同校の生徒を対象に行われ、31人から応募があった。
今中校長、藤村洋之情報技術科長、後藤隆太学友会長、情報技術科2年の三島将太郎さん、山本和則PTA会長、藤田健慈名寄商工会議所会頭の6人で審査委員会を設置。①親しみやすさ②特徴の反映③シンプルさ―の3点を審査基準にして審査し、2年生の大谷彩夏さんの「キタミライ棟」に愛称を決定した。
14日の全校集会(始業式)で、今中校長が「名高生、市民の方々に愛され、道北のものづくりの拠点となるよう、ここで学んだ皆さんが、未来をつくる人材として、大きく羽ばたくことを期待しています」と挨拶し、大谷さんへと賞状を手渡した。
実習棟落成記念のテープカットには、今中校長らの他、情報技術科の1年生11人、2年生15人と大谷さんが出席して、本校舎と実習棟をつなぐ渡り廊下で「キタミライ」と書かれたプレート設置して、愛称の決定を祝った。
大谷さんは、「名寄は北に位置し、情報技術を共有し、未来につながるように『キタミライ』の名称を応募しました。選ばれるとは思っておらず、びっくりしました。とてもうれしいです」と笑顔で語った。
なお、キタミライ棟の市民見学会(説明会)を24日午後1時5分から実施される。参加希望者は、17日までに同校のホームページなどから申し込むとよい。
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