【名寄】
名寄高校野球部(堀快成主将、選手16人、マネジャー6人)主催の第3回キッズフェスタが、10日午前9時半から同校体育館で開かれ、参加した子どもたちが野球の魅力の一端に触れた。
野球に興味、関心を持ってもらい、楽しさを知ってもらうイベント。3歳から6歳の未就学児が対象で、昨年10月に1回目、12月に2回目を開催して両回とも多くの子どもが参加した。
本年度最終回となった今回は20人が参加。2回目と同様、3グループに分かれ、部員たちが考えたTバッティング、ストラックアウト、体づくり運動をローテーションでそれぞれ体験した。
Tバッティングでは、幼児がけがをしないよう軟らかい素材でできた短いバットを使用。子どもたちは、三角コーンの先端に置かれたボールをフルスイングで打ち、塁に向かって全力疾走していた。
ストラックアウトでは、力強くボールを投げて的に当て、笑顔で喜ぶ子どもの姿が見られ、野球に親しんだ。
体づくり運動は、ビニールひもをズボンに付けた部員を子どもたちが追いかけ、ひもを取るしっぽ取りなど、遊び感覚で楽しめるメニューを用意。
部員と子どもたちが、交流を深めながら楽しく体を動かしていた。