【名寄】
名寄高校学友会(生徒会)執行部の松里泉希会長らは、27日午後2時に市役所名寄庁舎の加藤剛士市長と岸小夜子教育長を訪れ、市の補助金を活用した「名高アオハル応援事業」の取り組み内容を報告。生徒たちは「名高祭」での花火打ち上げや、学校のPRを目的とした独自グッズ制作の成果を語るとともに、次年度への意欲を語った。
同事業は、名寄高校をより魅力ある学校にするため、生徒自らが企画・立案する活動を市が支援するもので、2024年度から行われている。
報告には学友会長の松里さん(2年)、学友会局員の岩井杏さん(2年)、巻下奈々果さん(1年)、同校の今中勇希校長らが訪れた。
報告によると、本年度の取り組みの目玉の一つとして、名高祭前夜祭での花火を実施。市の補助金に加え、生徒たちが自ら市役所やイオン名寄店で募金活動を行い、資金を調達。名高祭の充実や、地域住民にも広く名高を知ってもらうPR活動として行った。
報告では、事後アンケート結果を説明し、「生徒の約9割が高評価し、満足度の高い取り組みとなった」とする一方、さらなる改善を求める意見もあることを説明。花火の規模などを検討する他、より多くの地域住民に訪れてもらうため、名寄市内各所へのポスター掲示を実施したい―とした。
また、来年度に向け、現在手掛けている取り組みとして、顔ハメパネルや手持ちパネル、ノート、クリアファイルなど、学校の知名度向上を狙い、名寄市と名高をPRする独自のグッズ制作についても説明。
生徒たちは「名寄市唯一の高校という意識を高め、他校との交流ツールとしても活用したい」とした。
このうち顔ハメパネルは「よろーな」に設置し、手持ちパネルは名高で使用する予定とし、「どちらも自由に写真を撮ってもらうことで、SNSによる発信にもつなげていきたい」。また、名高公式キャラクターの「集中之行男(しゅうちゅうのゆきお)くん」や、名寄の観光マスコット「なよろう」、名寄の星空などでデザインされたクリアファイルは、日常的に使われることで、広くPRにつなげたい意向。ノートは名高の宣伝を主にデザインしたことを説明した。
なお、これらのデザインは巻下さんが担当した。
アオハル事業を通じた今後の目標として、地域住民や中学生に名高の魅力を伝え、志願者の増加につなげること。名寄市との連携をさらに深め、市内外の多くの人に名寄市と名高をPRしていくとした。
事業を通じて得られた成果として、「活動を通じて、自分たち自身が名寄市や母校の魅力を再発見し、理解を深めることができた」「どうすれば学校生活が充実するか―を生徒目線で追求し、形にする力、考案力やプレゼン力が向上した」などと話した。
報告を受けた加藤市長らは、生徒たちの主体的な取り組みに耳を傾け、今後の活動への期待を寄せた。

