【PR】美深の泊まれる日本酒バー「美深旭荘食堂日本酒倶楽部」 日本酒に並々ならぬこだわり、常時300種類以上を用意 「ワンランク上のお酒をより安く」産地直送の新鮮魚介など提供

店主の村上雅樹さん

JR美深駅からほど近い、泊まれる日本酒バー「美深旭荘食堂日本酒倶楽部」。店主の村上雅樹さんは、常時300種類を超える日本酒を用意し、ビールやソフトドリンクもなしというというこだわりよう。酒のあてには、和食の板前として渡り歩いた腕を発揮し、登別・室蘭方面から直送の新鮮魚介をさばき提供。店主の村上雅樹さんは「おしゃれでなく、飲んでいたら、隣の知らない人と会話が弾んだ昭和のあのころの雰囲気でやっていきたい」と話す。
村上さんは1965年2月、幌加内町朱鞠内の出身。高校卒業後、東京のホテルや店舗で和食などの板前として活躍。2002年からは名寄の旧グランドホテル・メープルで和食を担当。2008年からは、イオン名寄ショッピングセンター内の中華料理チェーン店の料理長。その後、稚内の系列店でも腕を振るった。
「単身で稚内にいたころ、名寄に戻りたいと思い知り合いに相談したところ、『ちょうど良い仕事がある。旅館を購入したので、2、3年管理してほしい。そうしたら譲るから』という話を頂いた」と、長年、旅館として利用されてきた現在の建物を譲り受け、17年から現在の旭荘を経営している。
旭荘の経営とともに、長年温め続けてきた日本酒企画を始め、当初は宿泊客限定で日本酒の量り売り(一杯60ml)などを行い、好評を得てきた。
しかし、村上さんはコロナ禍前ごろから脊柱管狭窄症を患い、一時は寝たきりの生活を余儀なくされるほどに。3度の手術と、現在も続けているリハビリが奏功し、現在は歩けるまでに回復しているが、布団の上げ下げなども大変になってきたとのこと。
「満足に動けないということもあり、昔からやっていた板前の仕事を中心にやりたいと思い、徐々にではあるが、宿泊のお客さまの人数も減らしてきている。自分の体と相談しながら、自分が好きな料理、お酒をやっていきたいと思っている」という。
お店の売りは日本酒と、新鮮な食材を使った魚料理という。突きだし千円(和み水500ml付き)。
日本酒は常時300種類以上を用意。「必ず自分で飲んで、おいしくない物は出さない」と、1杯(60ml)ワンコイン(500円)から提供。
店内には「石田屋」「新政(あらまさ)」「而今(じこん)」など、名だたる名酒がずらりと並び、中には720mlで3万3千円というものも。日本酒には、並々ならぬこだわりを持ち、いずれも専用の冷蔵庫で保管され、品種ごとに温度を変えるなど、おいしいお酒の提供には労を惜しまない。
自分好みの酒を見つけてもらおうと、20分2千円で、50種類以上の日本酒の中からいろいろ味見ができるサービスも提供。「フルーティーな物、甘いお酒など、リクエストをいただければお勧めをご提供します」。また、3種飲み比べ(900円)なども用意。
また、自慢の魚介は、登別、室蘭方面から直接仕入れており、鮮度は抜群。例えば、ある期間はタラバガニ1匹を600円で提供。「脱皮がかっているタラバガニだが、冷凍していないので甘さは最高。身の量も十分。お得意さんにお知らせしたら、あっと言う間に完売した」とのこと。刺身、天婦羅、焼き、揚げ、寿司、またはコース料理、創作で中華風に仕上げたりと、お客様の要望にお応えして提供している。
「泊まれる日本酒バー」とうたう通り、車での来店が主で、「飲んで泊まっていくというお客様が多い。また、JRを利用して訪れる方もいらっしゃいます」とのこと。宿泊する場合は、通常8千円(素泊まり)だが、飲食をした場合は5千円で提供している。「宿泊する際は必ず、事前に問い合わせ願いたい」と話す。
日ごろの心掛けとして、「その地域にないことをやっていきたいと思っている。ずっと同じ酒や料理を提供するのではなく、常に新しい物を入れて提供していきたい。『この間おいしかったので、また食べたい』と言われても、『ごめんね』と言うしかないけれど、その代わり、違うものでおいしいものがある、それがこだわりかな。この美深で旬のものを安く、ワンランク上のお酒をより安く楽しんでもらいたい」と意気込み。
営業時間は午後4時から同9時まで(ラストオーダーは午後8時半)。不定休。美深旭荘のInstagramで、毎日のお勧めなどを発信。「来店前に問い合わせ願いたい」と話す。
美深町字東3条北1丁目4番地。問い合わせは、美深旭荘食堂日本酒倶楽部の村上さん(090‐8372‐0049)まで。


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