本に親しみ、楽しむ 智恵文小中でブックフェス 読み聞かせや本の貸し出しなど

【名寄】

 智恵文小中学校(西岡裕英校長)の「ブックフェスティバル」が、4日午前10時25分から同校体育館で開かれた。
 市立名寄図書館(安田穣館長)が協力し、前期課程の児童10人が参加。智恵文保育所の所児7人も、読み聞かせ会などに参加した。
 ブックフェスは、子どもたちに読書の楽しさを味わってもらうことで、読書への意欲を引き出すことを目的に、毎年、智恵文小中学校と中名寄小学校で交互に開催。今年は同校での開催となった。
 西岡校長が「2年に1回のブックフェスティバルです。多くの人に伝えたい場合、本はとても大事です。冬休みには、いっぱい本を読んで心を豊かにしてほしい。今日は、そのきっかけにしてください」と挨拶。
 はじめに、歌を歌って不安を乗り越える少女の物語「ひびけわたしのうたごえ」と題した絵本の読み聞かせを同館職員が行った。
 次に、名寄本よみ聞かせ会の三木佳子さんが、おじいさんが森の中に落した手袋に、ネズミやカエルなどのたくさんの動物がやってくるウクライナの民話「てぶくろ」の紙芝居を披露し、児童や所児たちは時折笑顔を見せながら、真剣に見入っていた。
 本の貸し出しは、道立図書館の協力で実施。児童書500冊、仕掛け絵本80冊などが体育館いっぱいに並べられ、児童たちは、好きな絵本を手に取りながら、一人5冊の範囲内で貸し出しを受けていた。

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