歌や劇で盛り上がる 名寄大学社会保育学科がXマス会 「あいあい」の園児43人招く

 【名寄】

 名寄市立大学社会保育学科(三井登学科長)のクリスマス会が、17日午前10時半から同大3号館児童文化演習室で開かれ、市立認定こども園「あいあい」の年中・年長児43人を招いた。
 1年生は実習がないこともあり、全国から集まった学生に、名寄らしい保育を経験させることなどを目的に実施。社会保育学科の「保育内容・表現Ⅰ」(堀川真教授、三川美幸教授、石本啓一郎講師)の授業の一環として行い、同科の1年生が企画・運営した。
 絵本の読み聞かせをはじめ、劇「おおきなかぶ」を披露。
 劇では、おじいさん、おばあさん、犬、猫、ねずみなどに扮(ふん)する学生が現れるたび、園児たちから「わー」「キャー」と歓声が上がった。
 特に、おおきなかぶを引き抜こうとする間、「うんとこしょ!、どっこいしょ!」のかけ声が園児全員から上がり、演じる学生と園児が一体となって楽しんだ。
 サンタクロースやトナカイに扮した学生全員で「サンタが町にやってくる」を合唱。園児たちも一緒に歌い、会場はクリスマス一色となった。
 学生たちが紙コップ、風船、綿などで作ったミニサンタクロースを園児全員にプレゼント。園児たちは大喜びしていた。
 同科1年の村田隼さん(岩手県出身)は、「『おおきなかぶ』を演じていた時、園児たちの歓声がすごかった。練習してきて良かったです」。吉田倫〔とも〕さん(岐阜県出身)は「音楽を担当しました。サンタさんは子どもたちの夢なので、夢を与えられて良かった」と笑顔。
 最後に、年中児、年長児に分かれて学生と一緒に記念撮影。学生も園児たちも、一足早いクリスマスとなった。

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