田植機で田植えを体験 中名寄小の全児童が参加 ハウスで苗の移し替えも

【名寄】

 中名寄小学校(稲本雄一校長、児童13人)の全校児童による田植えが、20日午前10時から齋藤広剛(ひろたか)さんの圃場で行われた。
 同校では毎年、田植えをはじめ、野菜などの苗植え、収穫など地域性を生かした、特色ある授業を展開している。2年前までは、手植えによる田植えを行っていたが、昨年から齋藤さんの圃場で、機械による田植えに切り替えた。
 齋藤さんは、23haの水田にはくちょうもちを栽培。2年前から同校の田植に協力している。
 田植について、斉藤さんから説明を受け、高学年から順に、2人一組で田植機に乗り込み、中・高学年は、苗のポットの取り付けも実施した。
 児童全員が、圃場を1往復ずつして、田植えを体験。あぜ道では、稲本校長や保護者らが様子を見守った。
 田植の後は、ハウスに移動し、ポットの苗をはがしてポットコンテナに移し替える作業も体験した。
 田植を体験した平間賢吾君(6年)は、「中名寄小にしかない体験なので、これからも続けたい」。丸山叶登(かなと)君(同)は「去年から機械による田植えを体験できた。貴重な経験ができる良い機会なので、マチからも、たくさんの子が来てほしい」と、それぞれ笑顔で語っていた。

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