【名寄】
名寄西小学校（松本敏朗校長）の３年生30人が27日、市内瑞穂の宗万広美さんのほ場を訪れ、田植えを体験。苗を植え込みながら、名寄のもち米について学んだ。
総合的な学習「育てよう 私たちの野菜・米」の単元で毎年、もち米栽培に取り組んでいるもので、宗万さんのほ場では20年ほど続いている。また、地域と連携した学習活動で、食育、ふるさと教育につなげている。
田植え体験では、児童たちが水田に足を踏み入れ、宗万さんから植え方を教わりながら「はくちょうもち」の苗を１ａにわたって植え込んだ。
児童たちは「苗を植えるのは難しかったけど、楽しかったです」と感想。苗が順調に生育して秋の豊作に期待しながら、作業に励んでいた。
宗万さんは「みんなで植えた苗が、おいしいお米になるよう楽しみにしてください」と語った。
今後は９月下旬に稲刈り、12月に餅つきを予定している。
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