【下川】
町のキッズスクール「鹿革を使ってクマ鈴をつくろう」が、18日午前10時から公民館で開かれ、小学1年生から6年生まで15人が参加した。
キッズスクールは、NPO法人森の生活(麻生翼代表理事)が、町の委託を受けて運営している。
講師は、地域おこし協力隊員で町鳥獣支援員の澁谷麻斗さんと森俊輔さんが務め、森の生活の長尾綾さんら4人が協力した。
自己紹介の後、澁谷さんは「なぜ鹿の革を使うかというと、命を無駄にしないため。肉、角、革などにして利用しています」と説明し、「皆さんが革職人になったつもりでやってみてください」と話した。
作り方として①鹿の革に絵を描いたり、マークをつける②鹿革に鈴とリングを通して金具でとめる③カラビナ、革ひも、パーツを選ぶ④パーツを結ぶ―などの作成手順を説明した。
道具の関係から、事前に班分けを行い、班ごとに取り組んだ。
さっそく作業に取り組んだ班は、材料となる鹿の革と、刻印したいマークを選び、金づち、フェルトペンなどを使いながら、クマ鈴を作成。
もう一方の班は、「エゾシカかるた」「クマかるた」で遊びながらクマやエゾシカについて学んだ。
最後に、完成させたクマ鈴を持って全員で記念撮影。
参加した多くの児童からは「楽しかった」「面白かった」などの感想が出されていた。



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