【下川】
町のキッズスクール「茶道体験」が、13日午後2時半から町公民館で開かれ、小学1年生から5年生までの児童10人が参加した。
キッズスクールは、NPO法人森の生活(麻生翼代表理事)が、町の委託を受けて運営している。
茶道体験は毎年開催しており、講師は、西野社中の遠藤サチエさん、市村千賀子さん、宇佐美千鶴子さんが務めた。
遠藤さんらは、児童全員に扇子を手渡し、入室時の戸の開け閉め、菓子の食べ方、茶のたて方、飲み方などを順に説明した。
最初に椿の練り切り菓子を食べ、茶をおいしく味わった。
茶のたて方については、「茶せんを立て、前後に動かす。泡がたくさん出た方が良い」と話し、飲み方については、「お点前(てまえ)ちょうだいいたします」と伝えてからいただくこと―などを説明。
児童たちは、笑顔を見せながらも真剣な表情で取り組み、正座の時間が長くなって足がしびれ、やっと立ち上がる姿も見られた。
参加児童の関心が高く、茶をたてる方、いただく方とも、2回目、3回目をやりたい―と手を挙げる児童もいた。
終了後の感想発表会では「最初は、泡をたてるのが難しかったけど、慣れるとうまくいった。お茶もおいしかった」「お茶は濃かった。混ぜるのが上手にできた」「泡をたてるのが楽しかった。できれば茶せんを買ってもらいたい」などの感想が出された。
遠藤さんは「児童の皆さんは一生懸命やってくれ、すごく上手にできました」と語った。








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