【名寄】
中学生の「税についての作文」表彰伝達式が、17日午後0時50分から名寄東中学校(松浦修司校長)で行われた。北海道納税貯蓄組合連合会会長賞に中山情(こころ)さん=3年、名寄市長賞に伊藤颯亮(りゅうすけ)さん=3年=が選ばれ、表彰状などが贈られた。
同作文は全国納税貯蓄組合連合会、国税庁の主催で、将来を担う中学生が作文を通じて税について関心を持ち、正しく理解を深めてもらうことを目的に毎年実施しているもの。
本年度は名寄税務署(谷口望署長)管内の7校から125編の応募が寄せられた。
東中からは、中山さんが「負担と恩恵のバランス」の題名で北海道納税貯蓄組合連合会会長賞。伊藤さんが「もし税金がなくなると」で名寄市長賞を受賞した。
表彰伝達式では、名寄地方納税貯蓄組合連合会の松崎義昭会長が「おめでとうございます」と表彰状、記念品を贈呈。中山さんは、税金の良い部分と印象の悪い部分を伝える内容で作文を書き、「昨年の受賞作品と見比べましたが、自分の作品が賞に入るとは思わなかったのでうれしい」。
伊藤さんは、趣味のサイクリングで道路を走る他、休憩場所として公園を利用する視点から、道路と公園の維持、整備に税金が必要―といった内容で書き、「自分の作品が選ばれて驚いています」と受賞の感想を述べ、作文を通して税の大切さに理解を深めていた。
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