風連中1年 多くの職業を学ぶ 建設、農業など6事業所が説明

【名寄】

 風連中学校(石本義行校長)の1年生16人は、総合的な学習の時間で「職業調べ ソクラテスミーティング」と題して、さまざまな職業について学んだ。
 現在の社会の職業を、広い視野で学ぶことを目的に開催。
 中舘建設代表取締役の中舘孝彰さん、名寄市役所総務部の室秀樹さん、LAPIN(ラパン、菓子店)の寺島優衣さん、名寄新聞社取締役編集部長の間所智洋さん、旭川市緑が丘中学校教諭でバレーボール国際審判員の大塚健之さん、道北なよろ農業協同組合代表理事専務の小川和則さんの6人が講師を務めた。
 中舘さんは、建設業について、土木、建設、運輸、除雪などがあることを話し、「地域のインフラを守るために必要」と伝え、建築や土木の資格を取るため、会社が全額支援していることなどを語った。社員の四ツ辻雄太さんは、除雪について「みんなが寝ている時に起きて、毎日頑張っている」と、除雪の醍醐味(だいごみ)などを話した。
 生徒から「除雪は、夜に何回しますか。大変なことは何ですか」の質問に、四ツ辻さんは「早朝の4時から実施し、10cm以上の降雪があればパトロールして、午後からも行います。物を壊さないよう、事故が起きないよう注意するので、精神的にも疲れます」などと答えた。
 寺島さんは、自宅で菓子を作り、自宅前の自動販売機と、会社や事業所に卸したり、販売したりしている。「店舗はないけれど、自販機や卸しで少しずつ収入が増えるのが楽しい。自分次第で、好きな物を作って仕事ができる」などと説明。生徒の「今まで続けられ、やりがいは何ですか」の質問には、「ゲームのように、育てていく感じで大きくなったのはうれしい。仕入れも販売も自分次第で、自分の力でやれることが楽しい」と話し、「好きなことを仕事につなげてほしい」と訴えた。
 室さんは、名寄市には市立総合病院、市立大学、自衛隊名寄駐屯地など、地方都市にない施設があることを伝え、道北の拠点都市としての役割などを話した。
 間所さんは、新聞社の概要、記者の役割、原稿の書き方などについて話し、「人との信頼関係を築くことが大切」などと訴えた。
 大塚さんは、中学校の数学教師を務める傍ら、中学生から大学生、SVリーグも含めたバレーの審判員として活動していることを説明。「スポーツに関わる仕事は無限にある」「最高の審判は誰の記憶にも残らない」などと語り、「教員と審判の2足のわらじの相乗効果で毎日が充実している」と語った。
 小川さんは、JA組織や農家の手取りを増やすことなどを話し、「人を育てながら人をつくること」が大切と訴えた。
 林之亜(のあ)さんは「どの仕事も話を聞くのが楽しかった。LAPINのパティシエに魅力を感じました」。長谷川紘希(こうき)さんは「数学の先生をしながら、バレーの国際審判をするのがすごいと思いました」。和田清豊(さやと)さんは「自宅前に自動販売機を置くなどLAPINが印象的でした」などと語った。

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