【名寄】
次世代の五輪選手育成を目的とした、「JOCジュニアオリンピックカップ2026全日本ジュニアスキー選手権大会兼全国中学生選抜スキー大会(ノルディック種目)」は7日、名寄ピヤシリシャンツェノーマルヒル(HS100m)でスペシャルジャンプ競技を行った。男子組では下川商業高の長谷川琉已選手(1年)が優勝、髙橋劉成選手(2年)が準優勝。女子組では、下川中2年の竹本祐那選手(Team Chain Reaction Japan)が3位で表彰台に上がるなど、地元・下川勢が活躍した。
大会には全国から中高生335人が集結。スペシャルジャンプ種目の男子組に37人、女子組に17人がエントリー。競技途中から雪が降り始め、選手には厳しいコンディションとなった。
男子組は、長谷川選手が1本目に91・0mの最長不倒をたたき出し首位に。2本目はアプローチの雪に苦しみ74・0mにとどまったが、合計186・5点で逃げ切った。
準優勝には髙橋選手が続き、5位に岡部凛大郎選手(下川商業高2年)、6位に杉山瑶太選手(同1年)が入賞した。
長谷川選手は「1本目は条件も良く、自分のジャンプができました。2本目は条件が悪くプレッシャーもありましたが、大きな失敗もなく、なんとか追い上げに耐えられました。大会で良いところが出せて良かったです」と安堵の表情。
長谷川選手は今シーズン、第38回全国高校選抜(1月・長野県白馬村)で優勝、2025年度インターハイ(2月・名寄市)で優勝するなど好調を維持。長谷川選手は「練習を続けている中で、身体能力が上がってきているのかなと感じています」と話す。
準優勝の髙橋選手は「体のコンディション的には、いい感じでした。1本目、2本目ともにもう少し修正できるところがありましたが、条件も良くない中で、まずまずのジャンプができたと思います。葛西紀明選手のジャンプを参考にさせてもらうようになってから、状態が少しずつ良くなってきました」と笑顔。
一方、女子組は、1本目71・5m、2本目74・0m、合計140・0点を挙げた櫻井羽奈選手(余市紅志高校3年)が優勝。竹本選手は、1本目に75・0m、2本目64・0m、合計125・5点で、初のジュニアオリンピックカップで3位の好成績を収めた。
竹本選手は「緊張と不安で、自分のプレーに集中することで精いっぱいでした。1本目は自分のジャンプがしっかりできました。2本目は条件があまり良くなく、思うようなジャンプができませんでした」と振り返る。
総合3位の成績に、「1本目は高校生とも戦えるジャンプができたので、2本目もしっかりとしたジャンプができれば、さらに上位を狙えたと思います。とても悔しいです」。
竹本さんが所属するTeam Chain Reaction Japan(チームチェーンリアクションジャパン)は、昨年春に結成されたばかりで、父親の和也さんがコーチを務める。
竹本選手は小学生の頃にジャンプ競技をはじめたが、中学1年の秋から2年の秋までの約1年間は競技から離れていた。ジャンプ競技を再開したのは、昨年9月という。
「まだ経験が浅いので、いろいろな大会に出場し、緊張感などに慣れて、今回の2本目のような失敗がなくなるようにしていければと思います」と、さらなる高みを目指す。

を飾った長谷川選手
(左)髙橋選手




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