名寄アルペンスキー少年団 寺島蒼一郎さん(名寄南小6年) ジュニオリ回転で優勝 大回転は3位入賞と健闘 体格差、緊張も乗り越えて

【名寄】

加藤市長に報告した寺島さん、指導者で父の峻介さん(右から)

 名寄ピヤシリアルペンスキー少年団(石川孝夫団長、団員17人)所属の寺島蒼一郎さん(名寄南小6年)は、「JOCジュニアオリンピックカップ2026 全日本ジュニアスキー選手権大会」アルペン競技の男子K‐1カテゴリー(小学5・6年)回転(SL)の部で優勝。大回転(GS)の部では3位入賞と健闘した。3月31日午前10時に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長に結果を報告した。
 同大会は、3月28日から30日まで上士幌町・ぬかびら源泉郷スキー場で開催され、男子K‐1カテゴリーには118人がエントリーした。
 寺島さんは、28日の大回転の部で、1本目に54秒91のタイムで3位に食い込む快走。2本目は56秒58で8位となり、合計タイムは1分51秒49で3位入賞。1位とは3秒05差だった。
 身長は150cmで他の選手と比べると小柄で、身長が高いほどスキー板が長く、体格差が不利に働く大回転で健闘した。
 29日の回転の部では、1本目の滑走中、不意にポールと接触、その衝撃で片方のストックが外れかけるアクシデントに見舞われたが、動揺せずにリカバリーし、51秒53のタイムで1位となった。
 2本目は極度の緊張からスタート直前にコースセッティングの記憶が飛んでしまうピンチに陥ったが、すぐに精神面で立て直し、普段の練習通りに滑ることに集中。51秒17で5位となった。
 合計タイムは1分42秒70となり、初めての出場で全国優勝の栄冠に輝いた。2位とは0秒24差だった。
 名寄庁舎には、寺島さんと同少年団代表指導者で父の峻介さんが訪れ、加藤市長に結果を報告した。
 寺島さんは「回転でとても緊張してしまい、コースを覚えていなかったです。本当に滑れるか心配でしたが、コーチが支えてくれてアドバイスをもらい、しっかり滑り切って1位を取ることができました。応援してくれた皆さんのおかげで今シーズン最後の大会で優勝でき、うれしいです」と振り返る。
 峻介さんは「小柄ながらも最大限の成果となった。他の選手が頭一つ大きく、勝負にならないと思ったが、健闘した。体格差はターンでカバーした」。
 また「ライバルが多く、他の大会で悔しい思いもしたが、滑りを改善し、ライバルを研究。悔しさがあったおかげで優勝できたと思う」と講評した。
 今後に向けて寺島さんは「来年もこの大会で優勝したいです」と意気込んでおり、夏場はサッカーにも取り組むなど、体づくりに努めている。
 加藤市長は「失敗した経験から学ぶこともある。これからも頑張ってほしい」と期待を寄せた。
 また、同少年団所属の大西真唯さん(羽幌小6年)は、女子K‐1カテゴリー(82人エントリー)回転の部で8位入賞、大回転の部では14位と健闘。寺島さん、大西さんともに2種目で5年生(当時)の中ではトップタイム(学年別1位)となった。

名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com