【名寄】
JA道北なよろ(村上清組合長)では、ハウス用グリーンアスパラの出荷が始まった。
昨年のアスパラの作付面積は、露地、ハウスを合わせて約100haで、このうちハウス栽培は約4ha。栽培農家戸数は120戸弱で、このうち、10戸がハウス栽培を実施している。
同農協営農センター青果課の村上慎吾さんは、「アスパラの作付面積、農家戸数とも15から20年前をピークに減少している」とし、「アスパラは、第5次地域農業振興計画の振興作物に指定している。2024年度から新植、更新の際の大苗などを助成したことで減少にやや歯止めがかかったものの、その傾向は続いている」と述べる。
大橋の選果センターの選果作業は、約10年前から日本通運株式会社名寄物流事業所に業務委託し、週に4回選果作業を実施している。
取材に訪れた6日は、朝8時45分からアスパラを受け入れ、風連地区の水上治さん、藤野修一さんらが、取り立てのアスパラを出荷した。
元アスパラ部会長でもある水上さんは、もち米16haの他、アスパラを2・7ha作付けし、このうち0・12haがハウス栽培。「今日は、約50kgを出荷しました。今年は、3月の天気が良く、収穫は平年を上回る。アスパラは、栄養ドリンクを飲むよりも栄養価が高いので、たくさん食べてほしい」と笑顔で語った。
同農協によると、昨年度のハウス用アスパラは、出荷量が約14tで、販売額は約2500万円。いずれも、前年度に比べて2割以上減少している。
村上さんは、「昨年は、4月の低温で成長が遅れ、収穫量、販売額とも減少しました。今年は、融雪も早く天候も良かったので、期待できます」と話し、「名寄のアスパラは、寒暖差が大きく『甘い』と全国的に評価が高い。市民の皆さんにも、たくさん食べてほしい」と笑顔で呼びかける。
なお、ハウス用アスパラは今月中旬頃にピークを迎える。露地物のアスパラは、5月連休明けから出荷が始まり、同月中旬にピークを迎える予定となっている。


名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com
