稚内東・南・幌延合同チームが道北中学バレーボール大会優勝 合同練習の機会活かす

第67回道北中学バレーボール大会(名寄地区バレーボール協会主催)がこのほど、美深町で開かれ、女子の稚内東・稚内南・幌延の合同チームが優勝。宗谷地区の優勝は35年ぶり、稚内のチームとしては初の快挙となった。
名寄と宗谷地区から7チームが出場。総当たりで、1セット25点の1セットマッチで行われた。
稚内東・稚内南・幌延は全員で部員19人。普段は各学校で練習し、週末に合同練習を行うなど連携を強めている。初戦の名寄東には追う展開が続き、21対25で敗れた。
2試合目の名寄にはは普段通りのプレーを心掛けた。途中で最大8点差をつけられたが、サーブで崩し、チャンスを逃さず得点するなどして追い上げ、逆転に成功。26対24で勝利した。
このほか、士別には25対23で接戦を制し、LEGARE V.Cに25対10、潮見が丘に25対11、猿払拓心・豊富に25対12で勝利。結果は5勝1敗で名寄東と並んだが、得失点差で上回り、優勝を飾った。
東中3年の岡本栞主将は「普段は少ない人数で別々で練習し、週末の合同練習で集中してやってきたことが結果に繋がって嬉しい。中体連予選では全道大会出場を目指して頑張りたい」。今西将悟監督は「序盤で苦しい試合が続いたが、最後は逆転して勝ち切るチームの強みが出せて良かった」と話した。

(千葉大輝)

優勝した稚内東・稚内南・幌延合同チーム
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