しいたけうどんなど好評 下川商業高3年 下川・名寄で販売実習

【下川・名寄】

下川商業高校(濱下昌也校長)の3年生28人による販売実習会が、21日午前11時から午後2時まで、下川町の旧寿フードセンター跡と西條名寄店前で開かれた。
同校では、1・2年次に学習した商業に関する知識や技術を活用し、地元特産品などを販売実践することで、商業活動への理解と望ましい職業観の育成などを図ることを目的に、販売実習会を開催している。
3年生が2班に分かれ、たばた製麺協力の同校オリジナル「しいたけうどん」をはじめ、トマトジュース、手延べ麺、生しいたけ、ドーナツ、クレープといった町内の特産品などを販売した。
下川町の販売会場に訪れた上川町の西田政博さん・けい子さん夫妻は「孫がスキージャンプで下川にお世話になっており、応援のため、買いに来ました」と述べ、しいたけやパンなどをたくさん購入していた。
下川会場のリーダー杉山璃子さんは「これまで、いろいろな事をみんなでやってきました。もめ事など大変な時期もありましたが、一人一人の協力でここまで来れました。来週の札幌も頑張りたい」と笑顔で述べた。
また、名寄会場のリーダー末永元気さんは「この学年は、一つの目標に全員で仲良く取り組むことができる。細かなことで改善点があるので、それを改善して札幌でも頑張りたい」と笑顔で語った。
なお、札幌での販売実習会は、28日午前10時半から株式会社札幌丸井三越 丸井今井札幌本店で開催される。
同校では「札幌市や近郊に知人・友人がいれば、足を運んでほしい」と呼びかけている。