4・5歳児が茶道体験 下川町認定こども園「こどものもり」 裏千家西野社中の遠藤さん講師に

【下川】

講師を務めた遠藤さん(左端)と弟子

 下川町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長、園児71人)のお茶会が、7月31日午前10時から同園で開かれ、4歳児17人と5歳児21人が茶道を体験した。
 同園では、十数年前から、茶道の体験を通して、日本の伝統文化に親しむことを目的に、毎年7月にお茶会を開催している。
 講師を務めた町内在住で裏千家西野社中の遠藤宗幸(そうさち)=本名・遠藤幸枝(さちえ)=さんは、「日本伝統のお茶を最後まで楽しんでください」と挨拶。
 遠藤さんと弟子の7人が、花火とトウモロコシの形をした菓子を出した後、お茶を園児の前に差し出した。
 5歳児から順に4~5人一組で菓子とお茶を味わい、「おいしい」などの声が聞かれた。
 講師の先生から「いただきます」「ごちそうさまでした」などの挨拶(礼儀作法)を教えられ、多少の緊張感を持ちながらも、楽しいひとときを過ごしていた。
 多くの園児は、浴衣姿で参加。見学する保護者の姿も見られ、園児たちは、日本の伝統文化である茶道を体験した貴重な機会となった。