餌上げなど、下川・高齢者福祉施設で馬

今回は2021年6月の名寄新聞掲載記事から紹介する。
下川町立特別養護老人ホーム「あけぼの園」(利用者56人、ショート9人)・デイサービスセンター・生活支援ハウス(入居者20人)の3施設(齋藤英夫施設長)敷地で、22日午前9時から7時間、北海道和種馬(通称・ドサンコ)の放牧が行われ、利用者が馬と触れ合った。
放牧した馬は、町内で飼う、ドサンコ(当時9歳メス)のハナ。2019年から毎年1回、簡易柵を設置して、乗馬で往復し放牧しており、2021年は6月22日と25日の2回行っている。
22日は午後2時から1時間、あけぼの園利用者17人、デイサービス利用者8人、生活支援ハウス入居者9人が行き来し、近くで馬を眺め、ニンジンやリンゴを与えるなど楽しんだ。
利用者の多くは若い頃、馬と共に過ごしており、馬との日々を懐かしそうに思い返し、うれしそうな表情を見せた。餌も手慣れた様子で与えていた。
施設職員は「馬との触れ合いを通し、利用者の皆さんの笑顔を見ることができた。コロナ禍の中、利用者の外出が極端に少なくなっており、外出の機会にもなって大変よかった」と話す。

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