【下川】
下川町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長)3~5歳児の「親子で森の遊び」(親子遠足)が、5月30日午前9時半から美桑が丘の森で開かれ、多くの親子がさまざまな体験を通して楽しんだ。
3歳児12人、4歳児12人、5歳児17人、合計41人の園児と保護者が参加。
同園は、年間の保育計画に「森の遊び」を取り入れ、毎月1回、森林の中で園児たちにさまざまな体験をさせている。この日、3歳児にとっては2回目の散策となった。
クラスごとに玄関前に集合した園児たちは、保護者と一緒の活動であることもあり、元気いっぱいの笑顔を見せた。
NPO法人森の生活(麻生翼代表理事)の職員3人が協力し、出発に当たって、森の遊びの三つの約束とハチやダニの対策、クマに出会った際の対応策などについて説明。5歳児から順に出発した。
途中、集合場所の確認、セミの抜け殻を観察したり、松ぼっくりを拾ったりしながら、美桑が丘の森を目指した。
到着後は「よろしくお願いします」と森に挨拶をして、親子でゲームを楽しんだ。
園の先生が「ぎざぎざの葉っぱ」「手のひらサイズの枝」「一番きれいな葉っぱ」を持ってきて―などと呼びかけると、園児たちは保護者と一緒に「あった」「見つけた」と声を出しながら、森の中を探し回った。
ゲームの後は自由遊びを行い、北海道和種馬(どさんこ)のハナちゃんに餌をあげたり、池の魚を見たり、森の中を散策するなど親子で楽しんだ。
この日の予想最高気温は30度近くであったため、当初の予定を変更して園に戻って弁当を食べて終了。
参加した3歳女児の母親は「天気も良く、自然がいっぱい。親子で参加できて楽しかったです」。4歳男児の父親は「普段、子どもと触れ合う機会が少ないので、こういう機会があって楽しかったです。子どもも、思っていた以上の発見があったと思います」と、それぞれ語っていた。







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