【名寄】
名寄高校(今中勇希校長)の第74回「名高祭」の皮切りとなる「あんどん行列」が、4日午後5時から同校を出発点に行われた。生徒たちが協力して制作したあんどんが市内中心部などを練り歩き、沿道に集まった多くの市民の目を楽しませた。
2年前に旧名寄高校と旧名寄産業高校の統合に伴って新たな名寄高校として生まれ変わったが、旧名寄高校時代からの伝統となる「あんどん行列」は継承して続けている。
今回の名高祭テーマは、名高祭を通してさわやかな夏の思い出をつくるという思いを込め、「爽涼」(考案者=渡邊栞さん・3年)とした。
今年もクラスごとにあんどんを制作。昨年よりも1基多い13基のあんどんが、名寄高校を出発して南広場に向かい、到着後、生徒たちが一生懸命に制作したあんどんを集まった地域住民に公開した。
各クラスでアイデアを出し合って決めたテーマで作られた「サーカス」や「The Wonder Land」「お菓子の家」「海の生き物」「昭和レトロ」「妖怪」「乙姫伝説」など、13基のあんどんが市民にお披露目された。
市民審査で各クラスの出来栄えを競ったあと、南広場を出発して駅前通りなどを練り歩いて同校へ。各クラスの生徒たちが心を一つにあんどんを担ぎ、威勢のよい大きなかけ声を上げながら練り歩いた。
沿道や南広場に集まった市民は、暑さを吹き飛ばすような生徒の元気あふれるパワーとあんどんを楽しみ、スマートフォンやビデオで撮影する姿も見られた。
学校到着後はグラウンドで前夜祭が行われ、生徒たちで盛り上がった。
また、5日は一般市民、6日は保護者に生徒たちの活動が公開され、来場者は楽しんでいた。



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