【名寄】
名寄産業高校(八丁正樹校長)と智恵文小中学校(西岡裕英校長)の食育連携学習が、11日午前9時20分から名農キャンパスで行われ、ピザ作りなどを行った。
産業高では、作物の植え付けから収穫、加工までを一貫して行う6次産業の重要性の理解と、「食」に関する知識を深めることなどを目的に、毎年、智恵文小中学校との連携学習を実施している。
本年度は、5月末に花植えやカボチャの苗植えなどを行い、この日が2回目となった。
智恵文小中学校から1・3・4年生合わせて6人が出席。酪農科学科からは3年生4人が出席して、児童たちを指導しながら連携学習を行った。
ピザに使うピーマンなどを収穫した後、前回移植したカボチャを観察。児童たちは、花が咲き大きく成長したカボチャを見て歓声を上げた。
その後、高校生の指導を受けてバジルの葉をはさみで切ったり、ピザ生地をこねたりとピザ作りに挑戦。10分から15分程度焼き、全員で試食した。
智恵文小中学校3年の北野太基(たいき)さんは「ピザ作りが楽しかった。秋にはみんなと収穫したい」。4年の清水美織(みお)さんは「かぼちゃがすごく大きくなっていた。ピザ生地をこねる時『上手だね』と言ってくれたのがうれしかった。ピザの耳がサクサクでおいしかった」と感想を述べた。
秋には収穫を中心とする食育連携学習が行われる予定。