一定の役割終え解散へ 名寄市環境衛生推進協 来年3月31日まで 新ごみ処理施設整備など理由に

【名寄】

 名寄市環境衛生推進員協議会(小池晴行会長)の2026年度総会が、16日午前10時から市役所名寄庁舎で開かれた。来年4月から新たな一般廃棄物中間処理施設が稼働することに伴い、家庭ごみの処理、分別区分が変わることなどを受け、同協議会の役割は一定程度終えるとして、本年度末で解散することを決めた。
 総会で橋本正道副市長は、日頃の環境美化活動に感謝するとともに、「名寄、下川、美深、音威子府の4市町村による新しいごみ処理施設『エコスピカ』を建設中、現在は試験運転中で、来年4月から稼働させる。焼却施設と破砕選別を行う施設で、ごみの処理、分別がシンプルで分かりやすくなる。また、風連地区の最終処分場の受け入れが終了することもあり、今総会で協議会の解散を提案させていただいており、長きにわたる力添えに感謝している。来年4月以降も適切なごみ処理に努める」。
 小池会長が「最後の1年となるが、さらなる活動協力をお願いしたい」などと挨拶した。
 本年度の事業計画では、家庭や地域のごみ減量化と分別徹底、分別収集に対する市民理解・協力推進の普及啓発活動をはじめ、環境美化実践活動や不法投棄禁止看板・のぼりの設置。風連最終処分場周辺清掃活動(5月23日)などの地域清掃・美化の保持。
 街頭啓発活動では、同処分場搬入ごみの分別指導を7月7、9、10日、10月6、8、9日。「ふれあい広場」(7月5日・総合福祉センター)と「なよろ産業まつり」(8月23日・浅江島公園付近)でのごみ分別指導を行う。
 清掃週間は、春(5月10日~16日、最終日は一斉清掃日)、夏(7月5日~11日)、秋(10月11日~17日、同)の年3回取り組む他、研修活動として「エコスピカ」を視察することに決めた。
 同協議会解散の審議では、事務局が解散理由として、来年4月からの新施設稼働に伴う市民が理解しやすいごみ分別内容となり、イベントなどでの啓発活動の必要性が低下したこと。分別指導や清掃活動を実施してきた風連地区最終処分場の受け入れが来年3月末で終了し、活動機会が大きく減少すること。同協議会の推進員の確保、維持が難しくなっていることを説明。
 また、解散予定日を来年3月31日と説明し、全会一致で解散することが決まった。
 総会の冒頭、10年以上推進員を務めた関根清二さん(北新区)と奥田智司さん(西風連)、5年以上協議会役員を務めた中園重則さん(1区)と伊豆倉裕幸さん(新大町)に功労者表彰が贈られた。
 「エコスピカ」は、現在使用している炭化センターの老朽化に伴って新しく整備するごみ処分施設。市内大橋にある同センター横の旧焼却施設跡地に整備するもので、炭化処理から焼却と破砕の処理方法に変わるため、一般家庭などのごみの処理、分別内容も変更になる。
 また、新たな分別内容や処理方法などに関わる市民説明会を6月に開催する予定。

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