下川 「こどものもり」年長児 初めての稲刈りに笑顔、小原農園圃場で体験

【下川】

下川町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長)の年長児は、9月27日午前、町内の小原農園(小原意玲=もとあき=代表)で稲刈りを体験した。
同園の年長児は毎年、小原農園の一部を借りて田植えや稲刈りなどを体験している。
この日は、朝方に雨が降ったものの天候が回復したことから、年長児20人が稲刈りを体験。来年に備えて年中児16人も見学した。
小原さんは、約8haでもち米を栽培しており、稲刈りは大方終了したものの、園児のために圃場の一部約10平方mは稲刈りをせず、残していた。
園児たちは、小原さんと3人のスタッフに教わりながら、一人ずつ鎌を手に持って、上手に稲を刈っていき、刈り取った稲は小原さんに渡して、笑顔を見せた。
園児の一人は「稲を刈るのは初めてだけど、楽しかった」と話していた。
この日、刈り取った稲は、小原さんが精米した後「こどものもり」に届けることになっており、同園では給食やおやつなどに使用する予定でいる。
小原さんは、子どもたちの喜ぶ姿を見ながら、「要請があれば今後も続けたい」と笑顔で語った。

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