【下川】
下川町認定こども園「こどものもり」(古屋いづみ園長、園児64人)で、イチゴの苗植えが9日午前10時から同園の園庭で行われ、5歳児が苗を植え、3・4歳児は見学した。
同園では昨年、戸田建設株式会社の一の橋農場でイチゴ狩りを体験。子ども達が喜んだこともあり、今年から栽培に取り組んだ。
イチゴ栽培には、同社一の橋農場が全面的に協力し、三浦玄太さんなど社員5人が参加した。
はじめに古屋園長が「今日はイチゴを植える日です」とホールで挨拶し、協力してくれる同社の三浦さんら職員を紹介。また、「三浦さんの呼び名は何にしますか?」などと問いかけ、園児たちから「イチゴの玄太さん」「イチゴの玄ちゃん」などの声が出された。
三浦さんが「みんなで一緒にイチゴを植えて、夏頃にイチゴ狩りをしましょう」と園児たちに呼びかけた。
園庭に移動した後、園児たちは、事前に用意されたヤシガラ(ヤシの実の中果皮を細かくしたもの)をプランターの中に移して苗を移植。
園児たちは、戸田建設社員に倣って、軍手をはめた小さな手を真っ黒にしながら全部で80株のイチゴの苗を移植。移植後はトンネルを被せ、立派なイチゴがなるよう願って笑みを見せていた。
今後は、水やりなどは園で行い、生育状況の確認や施肥などは戸田建設が行う。7月上旬のイチゴ狩りを目指している。
古屋園長は「戸田建設の協力により、イチゴの成長過程を見守りながら食育ができるので、イチゴの栽培を始めました」と笑顔で語った。



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