【名寄】
名寄小学校(髙橋憲嗣校長)2年生の「いも掘り(いも拾い)体験」が、5日午前9時から一般財団法人MOA智恵文自然農法文化事業団名寄農場で行われた。
同校では、コロナ禍を除いて毎年、児童に食べ物を収穫する喜びなどを伝えるため、同農場の協力を得て、生活科の授業の一環でいも掘り体験を実施している。
この日は天候にも恵まれ、2年生22人と教職員5人の合計27人が体験した。
学校から農場に到着した2年生は、軍手をはめ、長靴に履き替え、名寄農場の菅原啓順さんから「草と土をよけながら、拾ってください」と説明を受けた後、早速、いも拾いをはじめた。
事前に機械で掘り起こされており、三つの列に分かれて拾い、土の中に埋もれていたものも拾い上げた。
数日前の雨で、畑は多少湿っていたものの、用意したミニコンテナいっぱいに詰めこんだ。
2年生の關愛彩(せきあいか)さんは「1年生の時、学校の畑でいも拾いをした。今日は楽しかった。カレーとポテチで食べたい」。佐藤陽菜子(ひなこ)さんは「おじいちゃんの畑でもいも拾いをした。楽しかった」。成吉志騎(しき)君は「いも拾いは家でしたことがある。カレーや、じゃがバターで食べたい。」と、それぞれ笑顔で話していた。
同農場で栽培しているジャガイモの品種は「はるか」で、煮崩れが少なく、食味に優れている。
この日、拾ったいもは、学校に持ち帰り、2年生の各家庭へ配布されることになっている。



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