春の自然散歩楽しむ トロッコ王国美深 乗車予約を呼びかけ 今シーズン営業スタート

【美深】

 トロッコ王国美深(町内仁宇布)が4月29日、今シーズンの営業をスタート。オープン初日は観光客が訪れるとともに、仁宇布小中学校の児童生徒が招待され、トロッコ乗車と春の自然散歩を楽しんだ。
 同王国は、旧国鉄美幸線(美深~仁宇布間、1985年9月17日廃止)のうち、仁宇布駅跡~高広の滝付近(延長約5km)の路盤や橋、レールを活用して、98年7月4日に開国。NPO法人トロッコ王国美深(橋本秀昭理事長)が運営しており、開国以来の累計入国者は27万4329人、昨シーズンは8981人が訪れた。
 最大の特徴は、コースが森林のトンネルとなっており、季節によって風景が変化。自らトロッコを運転できるユニークさで好評を得ている。例年、道内外をはじめ、海外からも観光客が足を運ぶとともに、リピーターも多くおり、道北の人気観光スポットとして成長している。
 オープン初日は、美深町民を対象に無料開放した他、仁宇布小中学校の児童生徒と保護者、教職員たちを招待した。
 午前10時45分から駅舎前でオープニングセレモニーを開催。
 橋本理事長は「今年はイラン戦争の影響で石油製品が高騰。エンジンオイルは夏の分量が入っておらず、大変な世の中となっている。今年は皆さんのお力を借りて入国者1万人を目指したい」。
 草野孝治町長は「トロッコ王国は美深を代表する観光体験施設。自然の景観、空気を楽しめるので、思い出を残してほしい」と挨拶した。
 来国者たちはスタッフからコースや注意事項などの説明を聞いた後、早速、トロッコに乗り込んだ。
 例年と比べて雪は少ないが、コース周辺には雪がわずかに残っており、訪れた人たちはトロッコに乗りながら森林のコースを駆け抜け、春の自然風景を眺めていた。
 髙橋沙藍さん(仁宇布小2年)は「スピードが出て、楽しかったです。川がきれいで、ミズバショウも見えました」と笑顔で語っていた。
 今シーズンはトロッコ15台を運用し、10月18日までの173日間、無休で営業する予定。積雪や大雨など荒天の場合は運休することがある。
 入国受付時間は午前8時半から午後4時まで。午前9時から1時間おきに運行するため、出発15分前までに入国手続きを。所要時間は40分程度。
 料金は大人1800円(一人の場合は2000円)、中高校生1400円、小学生800円。幼児は無料。
 トロッコを運転するためには普通運転免許証が必要。予約なしでも乗車できるが、予約が多く入っている場合は予約者を優先するため、同王国のホームページか電話で乗車予約を呼びかけている。
 詳細についての問い合わせ、予約は同王国(TEL: 01656-2-1065)へ。

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