子どもと地域住民が交流 名寄西小で雪と灯りの集い スノーランタン、花火など楽しむ

【名寄】

花火が続々と打ち上げられ、
真冬の夜空を飾った

名寄西小学校(輕部恭子校長)の「雪と灯りの集い 西小スノーフェスティバル」が、2日午後4時半から同校グラウンドで開かれた。子どもたちをはじめ、保護者や地域住民が交流し、レクリエーション、スノーランタン、打ち上げ花火を楽しんだ。
西小地域連絡協議会(木田雅博会長)、西小PTA(泉竜一会長)が主催。雪と親しみながら、児童と保護者、教職員、地域住民の絆を深める機会としている。
当日は午前10時からスノーランタンを制作。同校1、2年生とPTA、同協議会のメンバーたちが作業に当たった。
事前に切り出しておいたブロック状の雪を用意。円形の筒で中央部をくり抜き、ものさしで形を整えて、スノーランタンを完成させた。
子どもたちは地域住民、保護者たちの手も借りながら制作し、本番に備えた。
午後4時半からの同集いには、大勢の児童や保護者、家族、教職員、地域住民たちが集まった。
レクリエーションからスタートし、菓子まきでは、PTA役員たちが3日の「節分」にちなんで「鬼は外!」「福は内!」と声を上げながら、チョコレートなど、さまざまな菓子を投げ、子どもたちはつかみ取り、拾い集めていた。
グラウンドの雪山を活用した玉入れと障害物競走では、2チームに分かれ、雪山の下にある玉を全てかごに入れてから雪山を駆け登り、頂上にある缶ジュースを拾い、障害物をくぐって下った。缶ジュースの底には「当たり」と書かれていたものもあり、景品も受け取り、大いに盛り上がっていた。
日が徐々に落ち、あたりが暗くなり始めたころ、スノーランタンを点灯。ろうそくに火がともされると、「西小」の文字が浮かび上がり、会場は柔らかく優しい光で包まれるとともに、幻想的な光景が広がった。
ラストにメインの打ち上げ花火。グラウンドから続々と花火が打ち上げられると、真冬の夜空に大輪が咲くとともに、歓声も上がり、楽しいひとときを過ごしていた。