雪害乗り越え〟スノーボール゛満開 健康の森で白いトンネル見頃 水間さん「多くの人に訪れてもらいたい」

【名寄】

 市内日進のなよろ健康の森北側にある「森と水辺のゾーン」では、白い球状の花をたくさん付ける「スノーボール」が美しく咲き、見頃を迎えている。昨冬、雪の重みで花や枝が押しつぶされるアクシデントに見舞われたが、新芽がすくすくと成長。小ぶりの花をたわわに付けるまで成長した。市内在住の水間政光さん(88)は「多くの地域の方々に訪れてもらえれば」と話している。
 このスノーボール栽培は、雪質日本一の名寄の美しい雪のイメージを夏にも表現し、名寄を広くPRしよう―と、当時の名寄市役所の職員自主研究グループが2009年から始めたもの。現在は水間さんが、来園者に季節の花で癒やしの時間を過ごしてもらおう―と管理。毎年この時期は、スノーボールの白く美しい花がトンネルを形成し、多くの地域住民の目を楽しませている。
 しかし、昨年1月、大雪や強風などの影響で、花木を覆っているアーチ状に組まれたアルミパイプが倒壊。15年間にわたり大切に育てられてきたスノーボールの枝も、大半が折れてしまった。
 だが、折れてしまった枝の脇では、新芽がすくすくと成長。枝も1年間で1mほど伸び、現在は直径2cmから5cmと小ぶりの花がたわわに咲き誇り、10mにもわたる花のトンネルを形作っている。
 夏場は水やりや、周辺に生える雑草を取り除いたり、葉が緑に色付き始める頃からは、害虫が付かないように―と消毒作業も欠かせない。
 今年で17年目となるスノーボール栽培。水間さんは「よくここまで持ち直してくれたと思う。まだ枝も花も若くて小さいが、本当にきれいに咲いてくれた。見頃は今月中旬頃までと思う。花のトンネルを楽しんでもらいたい」と、多くの来園を呼びかけている。

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