【名寄】
名寄高校(今中勇希校長)の第78回卒業証書授与式が、1日午前10時から同校で行われた。旧名寄高校と旧名寄産業高校の統合により、2023年4月に誕生した新名寄高校の第1期生126人が、慣れ親しんだ学び舎を巣立った。
式典には卒業生と在校生、保護者、来賓、教職員が出席。
体育館へ通じる廊下には、在校生から卒業生への感謝の言葉が掲示。卒業生はメッセージなどを目にしながら式典会場に入場。温かい拍手で迎えられた。
今中校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡された。
今中校長は「皆さんが入学した令和5年に、新しい名寄高校としてその一歩を踏み出した。皆さんも先生方もさまざまな苦労をされてきたが、互いに支え合い、学習に学校行事に部活動に真摯(しんし)に向き合い、一歩一歩着実に歩みを進めてきた。この3年間、正解のない問いに向き合い、仲間と議論し、試行錯誤を重ねてきた。時には失敗し、思うように進まないこともあったでしょう。しかし、その一つ一つの経験こそが、未来をつくる力として、一人一人の中に培われている。これから皆さんは、それぞれ異なる道を歩んでいく。周囲の声に流されることなく、この学び舎で磨いた知性と感性を基に、確かな一歩を踏み出してください。自らを信じ、新しい時代を力強く切り拓いてほしい」と式辞。
来賓を代表して木賀義友PTA会長が「学校の外では、大半の問題に正解はない。迷い悩んで当然で、時には寄り道も必要。皆さんの未来が明るく、力強く広がっていくことを、そして将来、皆さんが頼もしい名高応援団員となってくれることを心から願っている」と祝辞。
在校生を代表し、学友会長の松里泉希さんが「私たちは皆さんからたくさんのことを学びました。学校祭では名寄高校の主軸として、私たち下級生を引っ張っていただき、全校生徒が一体感をもって、より良い名高祭になるなど、新名寄高校の第1期生として新たな歴史を築いていただいた。私たち2年生は、皆さんから受け継いだこの伝統を、名寄高校の名に恥じぬよう守り抜き、後輩たちにつないでいきたい」と送辞。
卒業生代表の後藤隆太さんが「新しい名寄高校の形ができ、第1期生として入学。期待されることがあったり、できたばかりの仕組みに慣れず、設備もまだ整っていない状態で授業が始まるなど、不安に感じるところもありました。その中でも、日々の会話やみんなの人柄の良さもあり、さらに学校行事では真摯に取り組むみんながいたからこそ、楽しく充実した学校生活を送ることができました。楽しい3年間をありがとう。1、2年生の皆さん、いろいろなことにチャレンジしてください。失敗するかもしれませんが、高校生だからこそ、たくさん挑戦し、経験してください。担任の先生方、個性いっぱいの先生方がとても好きです。3年間という短い時間、高校生という戻ることも、延ばすこともできない貴重な時間を、先生方と過ごすことができ良かったです。家族にはこの3年間、たくさん支えられました。高校1年生の時と比べ、見違えるほどに成長したと実感しています。この感謝の気持ちは、すべてがしっかりと終わったときに、あらためて言葉にして伝えます」などと答辞を述べた。
最後は、校歌を斉唱。
卒業生たちは、通い慣れた学び舎との別れを惜しんだ。





名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com
