【名寄】
名寄市立大学(家村昭矩学長)の2025年度卒業証書・学位記授与式が、19日午前10時半から同大学体育館で行われた。卒業生は、恩師や共に学業に励んだ友人との別れを惜しむとともに、卒業後の新生活スタートへ期待を膨らませていた。
本年度の卒業生は栄養学科40人、看護学科51人、社会福祉学科50人、社会保育学科42人の合計183人。
式では、保護者や関係者の大きな拍手に迎えられ、美しく華やかなはかま姿やスーツ姿の卒業生が入場。家村学長が各学科代表者に卒業証書・学位記を授与し、「明日からは学生という束縛から解き放たれ、自分の力で自分らしく生きていくことができる。どんな時代でも希望をつくるのは人の意思と努力であり、迷いながら思考を止めないことが大切。社会に出ると人とぶつかることも多くなるため、自分の意思をぶつけるだけではなく、自分を顧みて足元を見てほしい。未来を切り拓く力を発揮してくれると信じており、道北の知の拠点として本学から皆さんにエールを送り続けたい」などと告辞。
大学設置者の加藤剛士市長が「皆さんの存在は名寄市に元気を与えてくれた。これまで皆さんが学んできたエッセンシャルワーカーの分野は非常に大切な仕事。今までの学び、経験に自信を持ち、責任と誇りを持って前に進んでほしい」と祝辞を述べた。
在学生代表の大村優奈さん(看護学科2年)は「卒業おめでとうございます。卒業後はそれぞれの道に進みますが、楽しいことばかりではなく、困難も多いと思います。この4年間で築き上げた人との絆や力を信じて、今まで歩んできた道に誇りを持ち、これから進む道に自信を持ってほしい」と送辞。
卒業生代表の酒井愛子さん(看護学科)は、名寄での生活を支えてもらった関係者に対して感謝するとともに、「皆さんのおかげで恵まれた環境で勉強することができました。積み重ねてきた努力の日々と共に歩んだ仲間との絆は、ケアの専門職として歩む確かな礎となり、いかなる困難に直面しても前に進み続ける力になると確信しています。名寄市という恵まれた環境の中で4年間学べたことは誇りです。自分たちが未来を切り拓いていく人材であるという自覚と信念を胸に刻み、人として成長し続けられるよう努力します」と答辞を述べた。
卒業生は、大学生活を通して得た貴重な経験を胸に、4年間の思い出が詰まった学び舎を巣立ち、新たな一歩を踏み出した。


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