オリジナル“かぼちゃうどん”など 下川商業高校3年 下川と名寄で販売実習 7月3日には札幌開催

【下川・名寄】

 下川商業高校(鎌本光司校長)3年生30人による販売実習が、5月29日午前11時から、旧寿フードセンターと西條名寄店前で開かれた。
 同校では、1・2年次に学習した商業に関する知識や技術を活用し、地元特産品などを販売実践することで、商業活動への理解と望ましい職業観の育成などを図ることを目的に、販売実習を毎年実施している。
 3年次になってからも、商品名や特徴、価格などを伝える表示物“POP”の制作授業、下川小学校との小高連携起業家教育授業などを通して準備を進めてきた。
 この日の販売実習は、札幌での開催を前に地元下川と名寄で開催。
 同校オリジナル商品として、たばた製麺の協力で「かぼちゃうどん」を、矢内菓子舗の協力で「かぼロール」を考案し、生徒たちは試食を重ねて販売商品として完成させた。
 旧寿フード前では、11時の開店前に担当する15人の生徒が法被姿で「いらっしゃいませ」「ありがとございました」など挨拶の確認を行って、来店客を出迎えた。
 販売商品は、オリジナル商品の他、トマトジュース、手延べめん、生しいたけ、焼きドーナツ、雪ふりプリン、えっぐぷりんなど、町内の特産品を中心に販売した。
 また、下川町の友好都市である京都府京丹波町の落花生、黒豆ビスコッティなども販売した。
 会場を訪れた町内の70代女性は「雪ふりぷりん、トマトジュース。パンなどを買いました。若い人が笑顔で、頑張っている姿を見られてうれしい」と話す。
 販売の総務部副部長の尾形夏煌(なつき)さんは「分からないことが多かったが、みんなの力で今日を迎えられてうれしい。クラスの象徴である『明るさ・元気』を出して、お客さまを迎えたい」と話した。
 一方、西條名寄店前でも、午前11時から販売実習を開始。
 クラスの半数15人の生徒たちが、法被姿で大きな声を出して笑顔で販売。レジには長い列ができた。
 生徒らは、自ら制作したPOPを持ち、通行する人や車に呼びかけていた。
 販売の総務部長の下地蘭々(らんらん)さんは「お客さんを喜ばせたい気持ちで取り組んできました。準備段階で、少しぎくしゃくしたけど、今日はみんな大きな声が出て、接客もできている。お客さまに感謝です」と笑顔で語った。
 なお、札幌での販売実習は、丸井今井札幌本店で、7月3日の午前10時半から開催されることになっている。
 同校では、「札幌市や近郊に知人・友人がいれば、足を運んでほしい」と呼びかけている。

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