切り絵に興味津々 名寄市放課後子ども教室、「カトレア」を招いて

【名寄】

名寄市放課後子ども教室が10日、ふうれん地域交流センターで開かれ、ふうれん切り絵サークル「カトレア」(高橋郁子代表)を招き、ハロウィンの切り絵作りを楽しんだ。
同教室は、小学4年生から6年生までを対象に、水曜日に名寄市児童センターで名寄教室、木曜日にふうれん地域交流センターで風連教室を開催。本年度は名寄教室に7人、風連教室に10人が通っている。
子どもたちにさまざまな体験をしてもらうことや、互いの活動の活性化を狙いに、本年度から随時、外部団体を招いており、これまでに北国博物館と連携してアイヌの鹿笛作りなどを行っている。
今回は「カトレア」を招き、切り絵を体験。切り絵体験は初めての取り組みで、9日に名寄教室、10日に風連教室で実施し、高橋代表ら会員が講師を務めた。
高橋代表は「今日は短い時間ですが、切り絵を楽しんでいきましょう」と挨拶。
その後、興味津々でハロウィンの切り絵作りを体験。カボチャ、お化け、菓子などのパーツを、刃の先端が細く尖った専用のカッターで切り取り、黒の色画用紙に載せて、のり付けして完成させた。
高橋代表によると、上手に切り込むためには気を集中することが大切で「初めてにしては上手で、集中して切っています。紙を回しながら切ることを教えていなくても、できているのが見事です」と語っていた。
子どもたちは「きれいに切るのが難しかったけれど、飾り付けるのが楽しかったです」などと話し、出来栄えに満足していた。
完成した作品は、11月2、3日にふうれん地域交流センターで開かれる風連文化祭で展示することになっている。

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