【名寄】
名寄市風連町スポーツ協会（日根野正敏会長）の2024年度授賞式が、14日午後6時からふうれん地域交流センターで行われ、各競技の振興や好成績を残した1団体1個人の努力や功績をたたえた。
同協会は、風連地区のスポーツ振興に貢献または全国・全道レベルでの大会で優秀な成績を収めた個人や団体を対象に、スポーツ功労賞、スポーツ振興賞、スポーツ奨励賞などを贈り、功績をたたえている。
本年度は、風連剣道スポーツ少年団（西尾是人団長）にスポーツ賞、風連トランポリン協会所属の佐久間一弘さんにスポーツ振興賞が贈られた。
授賞式で、日根野会長が、同少年団の渡辺悠羽（ゆうわ）さん＝風連中1年＝と齋藤周（あまね）さん＝同3年、同協会の佐久間さんに表彰状とトロフィーを贈呈。「風連剣道スポーツ少年団の剣士の皆さんは、幼いころから厳しい稽古にもくじけず続けてきたことが、大会での活躍につながったと思う。今後も高みを目指して歩んでほしい。佐久間さんは、長年にわたり競技の普及、指導に努めてこられた。また、大会運営に欠かせないパソコンや精密機器を使った採点処理のエキスパートとして、なくてはならない方。今後も競技普及に尽力願いたい」と式辞。
来賓の橋本正道副市長が祝辞を寄せた。
受賞者を代表し、佐久間さんが「子どもたちが練習を重ね、新しい技ができるようになったときの達成感、大会で良い結果を出したときの喜び、逆に、なかなか上達しないときの苦しみや大会で結果を出せなかったときの悔しさ、そういった普段の生活では感じることのできない喜怒哀楽を、子どもたちと共有できることこそが、スポーツ指導者としての喜び、幸せ、醍醐味（だいごみ）だと気付くことができ、うれしい。これも協会の先生方や保護者の皆さま、快適な練習・指導環境を与えていただいている名寄市や風連町スポーツ協会、全道大会を主管する道内全てのトランポリン競技団体、そして、私の言葉に耳を傾け、一生懸命に頑張っている少年団の子どもたちのおかげ」と謝辞を述べた。
風連剣道スポーツ少年団員
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