フォト・Wが結成10周年に写真集 稚内の小中高校などに贈る

佐伯教育長に写真集を渡す只野代表、
森幹事(左から)

写真サークルのフォト・W(ワッカ)が結成10周年を記念し、会員の作品を掲載した写真集を制作。子ども達に地元の美しい自然など魅力を感じてほしいと、20日には只野瑞義代表、森信子幹事、講師で写真家の斉藤マサヨシさんが佐伯達也教育長を訪問し、市内小中学校に届けてほしいと託した。
2015年にデジカメ入門の市民講座を受講した有志らが結成。現在は18人が活動し、毎月1回の勉強会や年に数回の撮影会で写真に親しむ。
写真集はB5版92ページで、市内や宗谷管内で撮影した動植物や人、自然風景、鉄道の写真など84点を掲載。佐伯教育長に手渡した只野代表は「稚内には被写体となる良い材料が沢山ある。活動する人同士で楽しみながら仲間を増やしていきたい」。日頃から撮影技法などを指導する斉藤さんは「始めたばかりの10年前とは雲泥の差。どれも素晴らしい写真。稚内の自然などを将来を担う子ども達に感じてほしい」と期待。佐伯教育長は「市民講座をきっかけに設立し、素晴らしい飛躍。楽しい活動が長続きの秘訣。子ども達に早速写真を見て頂きたい」と述べた。
写真集は市内の高校や大学にも寄贈し、市立図書館に置くため市民に見てほしいと呼び掛けている。非売品。
   (梅津眞二)

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