中名寄小学校 田植え機で本格体験 地域の水田借りて稲作学ぶ

【名寄】

 中名寄小学校(稲本雄一校長、児童15人)の全校児童による田植え体験が、18日午前10時から齋藤広剛(ひろたか)さんの水田で行われた。
 同校では毎年、田植えをはじめ、野菜などの苗植えから収穫など、地域性を生かした特色ある授業を展開している。3年前まで手植えを行っていたが、一昨年から機械での田植えに切り替えた。
 齋藤さんは、23ヘクタールの水田で「はくちょうもち」12ヘクタール、「風の子もち」11ヘクタールを栽培。また、同校のPTA会長を務めており、3年前から同校の田植えに協力している。
 この日は、始めに伊藤蒼馬児童会長が挨拶し、齋藤さんが田植えについて説明。高学年から順に2人一組となって田植え機に乗り込み、中・高学年は、田植え機への苗のポットの取り付けも行った。
 田植え機に乗り込んだ児童たちはやや緊張した様子だったが、めったにない機会にすぐに笑顔に。あぜ道では、稲本校長や保護者らが様子を見守った。
 初めての田植え体験に1年生の井上彗(すい)さんは「楽しかった」、土井星斗(らいと)さんは「もっと田植え機に乗りたかった」と感想を話した。
 田植えの後はビニールハウスに移動し、ポットの苗をポットコンテナに移し替える作業も体験。
 齋藤さんは「昔は手作業で田植えを行っていたが、現在は機械なので楽しい。田植えを通して、小さい苗が育ち、食べられるまで成長する過程を、見て学んでほしい」と笑顔で語った。

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